From Japan to Ireland #1

日本から出国した時の話…はプライベートな部分を多分に含むので端折る(非常にハートフルな出国だった) 。

さて、今回のルートはカタール航空で羽田を出て、ドーハにからトランジットでダブリンへ行くというものであった。

機内には日本人高校生? 大学生?が数多く乗っていた。卒業旅行かな?サッカーの話していたからスペイン・イギリスあたりだろうか。いいねぇ。

カタール航空は初めて乗ったがこれが非常に快適で、ご飯も機内食にしてはとても美味しかったし、アイマスクや歯ブラシまで配ってくれた。

ベルギーワッフルの朝食

ただ…羽田からドーハまでは13時間ほどかかるのだが、いかに快適な航空会社を選んだとはいえ、エコノミークラスではなかなかの苦痛ぶりであった。鍛えたつもりであったが、同じ体勢を取りすぎるとどうしたって肩首が凝り固まって痛みを発し始める。日本でダウンロードしてきたアニメを見ながら暇をつぶしていたが、暗闇の中で動画を見続けるのは眼がしんどい。じゃあ寝るか…といっても座席で何時間も寝られないので寝ては起きてをループする…

しんどいなあと屈伸運動をしているときにあることに気づく。

あれ、トランジットの時間ってどれくらい余裕あるんだっけ?ワンチャン空港で酒飲めるか?

機内のwifiが繋がらなかったので過去のスクショを漁っていたら旅程を発見したが、そこで衝撃が走る。

あれ、到着してから出発までジャスト1時間しかないじゃん… どう考えても間に合わなくね?てかこの搭乗機が遅延したらどうすんの?

このチケットを購入したのはワーホリビザを取る直前だったので去年の9月頃である。当時トランジットにもかなり気をつけて取ったつもりだったのだが

この事実に気づいてから機内で焦り始める。代替案を考えようにもwifiは1時間の制限枠がありもうすでに使い切ってしまっており、検索する術もない。
仮に今乗っている航空機が遅延したらそれはもはやどうにもならないので、一度ドーハで降りて荷物を受け取り、チケットを再購入するしかないな、などと考えていたら時間ジャストに到着。お、これはワンチャン間に合うか。

飛行機を降りる際の毎度のノロノロ感にヤキモキしつつ、外へ出るとバスが。そうか・・ハマド国際空港、ハブ空港だからそりゃ広いよね・・・

バスに揺られること10分、ようやく到着口へ。さて次の飛行機のGATEを探すぞ、と意気込んだのも束の間、今度は荷物チェックである。まじか。トランジットでも荷物チェックって入るんだっけ。ただこれも仕方ないので観念してチェックを受ける。そしてこういう時に限って、リュックの中身見せろと言われさらに時間ロス。ちなみに過去の経験上、毎回60%くらいの確率でAlertが鳴っているのでもはやこれには慣れている(こんな時には流石にやめて欲しかったが)。

荷物チェックが終わると発着ボードを発見。次のGATEは・・C42ね。とりあえずダッシュ。・・・が着かない!全然着かない。ハマド国際空港広すぎるって。10分ほど走り続けてようやくGATEまで辿り着いた。結果的にはあと3分遅かったら乗り遅れているところだった。

機内で腰を下ろして息を整えていたところ、ある事に気づく。
あれ、全力ダッシュで来たから身は乗れたけど、俺のスーツケースって間に合ったのかな?

・・・。