Cork, Rochestown. ホームステイの開始.

学校が始まって忙しくなり、ブログを書いている暇が完全になくなった。 頑張って自分のペースで綴っていければと思う。


さて、ここまででIrelandに来てからおおよそ1週間、旅行感覚で過ごしてきたわけだが英語はどうなのかというと。
まず店員の言っていることは早すぎて聞き取れない。
AirBnbのホストたちはゆっくり目に話してくれるので、要所要所の単語をつまむことによって会話を成立させる、という感じである。

ここまで過ごしてきて強く確信したのは、ただ漫然と滞在しているだけでは英語は話せるように・聞けるようには絶対にならないということだ。
留学・旅行中のブログなんかでもよく目にすることだが、海外に住んでいたとしても英語を使わずに生活するなんて、今の時代造作もないことである。

例えばマクドナルドは大きな外部端末が置いてあって、CreditCardを持っていれば店員と会話することなく注文が可能だ。あるいはこちらにはJustEatという食事配達サービスが発達しているので、それを利用しても良いかもしれない。
CafeやRestaurantに入ったとて、指差し注文しながらでどうとでもなってしまう。というかそもそも1日の中のほんの一瞬、1分にも満たない店員との会話なんぞで何らかの英語力が強化されるわけがない。

となると海外にいたとしても、そこからさらにどんな場所に自分の身を投じるかが一番重要で、それは僕のように語学学校でも良いし、それを飛び越えて大学や会社、何らかのコミュニティに飛び込むのも良いと思う(大学で語学も一緒に学ぶ、というのは二足の草鞋としては極めて大変な部類だろうけど)。居住地をホームステイやシェアハウスにするのは、自分のプライベートな時間をも英語化できるという意味でもっと良いだろう。いずれにせよ何の場所にも身を置かないことには、語学学習は始まらない、ということを改めて思い知らされたわけである。
より抽象的に考えるのであれば(これはいかなる学習に関しても当てはまる話ではあるが)インプットとアウトプットの量をいかに多くするかが大事なのは至極当然のことだよね、ということである。


さて。今日からはホームステイが始まる。 Ballincolligからバスを乗り継いでCorkへ。そこから中央駅でホストマザーと待ち合わせだ。 Irelandは中・長距離移動のためだけに電車があり、バスより早く着くがその分値段が€10ほど高い。北アイルランドの時にも書いた気がするが、長距離バスが快適なので無理して乗る必要はなしだ。しかも中央駅はCorkの中心街からは15分ほど離れており坂もあるので、スーツケースなどを持っている場合は余計にオススメできない。

無数の待機車の中から写真を手がかりにホストマザーを見つける。
日産の軽自動車だったのでトランクにスーツケースが乗らず、後部座席に横倒しにして置かせてもらった。どうも3日前に車を新調したばかりらしい。こちらの車はマニュアル車が主流なので・・右ハンドル左通行だが残念ながら運転は厳しそうである。クラッチの踏み方は完全に忘れた。せっかくマニュアルで運転免許を取ってもこのザマである。

ホームステイ先はCork中心地からバスで30分以上かかるところにあり、お世辞にも近いとは言えない。
またこれは住んで1週間してから分かったことだが、市内へ向かうバスは30分おきにしか来ないし、その逆は1時間に1本しか来ない。結構不便である。
日本にいるときには電車を待つ時間なんてせいぜい10分やそこらだったが、こちらに来てからは20分、酷いときには30分待つのが当たり前になった。
しかも本来こういう時間には本を読んだりできるため、嫌いではない性質ではあるのだが、こちらではバス停に雨避けが付いていないパターンも多く、かつ1週間の9割が雨模様であり寒冷なので手を外に出す気にもなれず、結果として30分間ひたすら地蔵のように固まって待っているという事が多い。
これは正直言って・・・結構堪えた。

家周辺。この初日は雨が降っていないがこれはレアである
裏庭から家を見上げている図
リビング
初日に作ってもらったごはん 芋、🥦、🥕、謎の野菜をふかしたもの

翌々日から学校が始まるという事ではあったが、特に緊張もなければナーバスになることもなく、むしろ早くTryしたいという気持ちに満ち溢れていた。このときは。