How to think in English

Xを眺めていたら偶然見つけたのがこれ。

悲しいけどマジでその通りだと思う。タイプ的に思いっきり自分に当てはまっている。
15年間で頭カチカチになってしまった + 完璧主義に染まりきってしまったのでいま大変に苦労している。この3-4週間でだいぶほぐせたとは思うけど。


言語を学ぶ上で、その言語を用いて(= 頭の中で母国語への翻訳を挟むことなく)何かを考えることは、最も重要なことかもしれない。
当然ながら、日本人は普段、頭の中で何かを考えるときには日本語を使う。
しかし、これが問題で、最初は無意識に日本語を頭で翻訳してから使ってしまうため、英語を理解し・話すスピードが遅くなる。
この点は我々語学学習者にとって深刻だと捉えていて、日本で英語を学んでいるときに、いくら勉強してもどこか釈然としない気持ちになるのはこれが原因だと思う。日本語に囲まれていたらどうしたって英語で考える癖を付けるのは難しいから。
そんなわけで、僕らは頭の中で何かを考えるときには英語を使うべきである。

でも、どうやったらできるのか?
これはもう遥か昔からの習慣なので、変えるのは難しい。
凝り固まった習慣を排除するためには、あらゆる角度からアプローチを試みるべきだろう、というのが持論である。 というわけで、これらの方法が合っているのかどうかは分からないけど、次のことを試してみた。

まず第一に、日本の音楽を聴かないことにした。 音楽は普段、頭の中で流れていることが多い。常日頃音楽を聴くのが習慣化しているような人にとっては特に。
だから、日本の音楽を聴かないようにしてみた。自分は特に、朝起きたときに、頭の中に日本の音楽が響いていることがよくあったから。
まあちょっと極端な、激しい方法かもしれないが。w

続いては家に着いて宿題を終えたらPCを開いて、YoutubeBBCのNewsをリスニング。
一記事5-6分なのでリスニングに適していると思うし、ナレーターの英語はクリアで正確、かつまだ聞き取れるスピードなので丁度良いと思う。リスニングに大事なのはまずは継続することだと思っているので、自分に無理のない長さ・レベルのものを選ぶのが一番だろう。

その後はWoodpecker

play.google.com

というApp経由でTEDedを開いてひたすらループ再生。
WoodpeckerはYoutubeなどに上がっている英語音声を、センテンスごとに繰り返すことのできるAppで、これを用いてシャドーイングの練習を行っている。めっちゃ便利。

TED本体ではなくTEDedを選んでいるのはいくつかの理由がある。
まず、TEDedは学生向けなこともありテーマがとっつきやすい。
そしてTEDはスピーカーによって英語訛りが異なるので自分に合ったスピーカーを探すのが面倒だし、また時間も10数分とシャドーイング向きでない(そんなに長時間シャドーイングしたら間違いなく死ぬし、集中力が持たない)と思っているし、単語も専門的すぎることが多い。今の自分にそんな専門的な単語は不要なのだ。
ちなみにシャドーイングはマジで難しいと思っている派なのでこれはこれでいつか記事にしたいと思っている。

寝る前にはAppleTVのドラマを見るようになった。これもリスニングの一環だが、こっちはよりNativeのスピードに慣れようという試みである。
今はThe Morning Show tv.apple.com とテッド・ラッソ tv.apple.com をその日の気分で選んで視聴している。
どちらも尋常ないくらい英語スピードが速いので、はっきり言って字幕なしで見るのは不可能に近い (映像があるでしょ、と思うかもしれないがそれだと機微・ニュアンスといったものを捉えることができないので、結局あんまり面白くない)。
だが字幕ありで見ると今度は耳より目に集中してしまって、結局Readingの練習みたいになるというジレンマを抱えたりもする。
じゃあ結論意味ないじゃん、と思うかもしれないが、Linking Sound(good evening → 'gudiving' )やDropping Consonants(gifts の tが発音上消える)といった、会話の中でのみ発生する特殊な音声を捉える練習にしている。
惜しむらくはAppleTVでMovieを停止すると、字幕が消えてしまうのでこういっった反復練習には向かない点だろうか・・

Vocabularyを増やすのにはContexto, Conexoというゲームを用いている。
1日1問更新されるので続けやすいだろう。友人と暇な時にプレイするのも丁度良い。

次に、目に入るものを全て頭の中で英語で読んでみることにした。
もちろん実際に声に出す方がいいんだけど、ちょっと恥ずかしいので、頭の中だけで読むことにしている。
この手法で、普段から英語で考える習慣を身につけ、なおかつ思い出すスピードを上げようというわけだ。

朝のバスの中ではGuardianを一記事読むのが日課になった。
Guardianはイギリスの新聞で、Web / Appから無料で読める。今の自分の能力だと1記事に20分くらいかかってしまうが、時事ネタを英語で読めるので興味を持てるし語彙力Upにも期待できる。

さらに、最近は『The Age of AI』という本も読んでいる。
この本はCorkの中心にある書店で見つけたものであり、言わずもがな、この本は英語で書かれている。w
AIについての本ということで、内容自体には馴染みがあるが、動詞や専門用語が見慣れない英単語で記載されており理解しにくい。 だから、言葉の意味を調べてから、声に出して何度も読むようにしている。調べる際ももう日本語の辞書は使わないことにした。
そんな読み方をしているせいで残念ながら1日に1ページ読むのが精一杯である。マジで超大変。いつ読み終わるかわからん。

こんな風に、最近はとにかくいろんな角度から英語で考える習慣を身につけようとしている。数ヶ月後に何かしらの形で結実していることを祈る!!